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編集長からのメッセージ

 

 

 

よりよく生きる 

 

豊かに生きる

 

とは一体どういうことなのでしょうか?

 

 

 

社会の提示している

 

ライフスタイル 

 

人間に適したものなのでしょうか?

 

 

 

現在横行する

 

一般的な価値観 

 

本当に人を幸せにし得るのでしょうか?

 

 

 

 

 

僕は高校生活に挫折し既存の価値観に疑問を持ったことから

 

理解しがたいアートの世界に興味を抱くようになりました。

 

 

 

 

 

多様性を内包しつつ、

 

科学的合理性や経済的価値とは、やや別の基準で動くアート。

 

 

 

 

上記のような疑問への回答、可能性の断片がその中にあるのではないか。

 

そう感じたことから、僕は現在もアートに関わり続けています。

 

 

 

 

しかし同時に、

 

現代のアート シーンで起こっている出来事の多くは、

 

あくまで答えの一つ(それも極めて限定的なもの)でしかありません。

 

 

 

 

アートによるコミュニティも面白い観点で活動をしてはいますが、

 

日本における「アート」観ゆえに、

 

アートに興味を持たない 9 割の日本人に対して

 

常に閉鎖的な側面を持っているのが実情です。

 

 

 

 

「生きるとは何か」

 

 

 

 

「豊かさとは何か」

 

 

 

 

この問いへの答えを、アートの分野以外でも、

 

実はとても多くの人たちが

 

多様な視点から探し続けているはずです。

 

 

 

医療、福祉、教育、学術、ア ート、

 

そして企業活動の中にすら、

 

根底には人間の営みを考える眼差しが常に存在します。

 

 

 

 

この社会においてそれらは、まるで別々なもののように分断され、

 

お互いがお互いを専門外と捉え、視野から外してしまいます。

 

 

 

 

しかし実は人間そのものを志向している点において動機は一緒なのであり、

 

もっと互いに参照しあえる部分があるのではないでしょうか?

 

 

 

 

 同じ「人間の営み」として大きな視野に立った場合、

 

アートも、それ以外の分野で行われていることも、

 

等しく価値を持ち、

 

等しく検討されるべきなのではないでしょうか?

 

 

 

 

「On the edge」は、

 

「生きる」ことをテーマに

 

この世界で行われている様々な試み

 

様々な価値観を紹介するフリーマガジンです。

 

 

 

 

保守的で排他的な側面を持つ

 

「一般的な社会」 

 

「一般的な価値」 

 

そしてアートのことも含めて、

 

微妙にスライドした生き方に触れることを通し、

 

生き難さの多いこの現代社会を

 

より柔軟に、より豊かに生き抜く方法を探ります。

 

 

 

 

                                   編集長     

河村 啓生    

 

 

 

 

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妄想と現実 〜アートと社会の接点〜

天若湖アートプロジェクト代表

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滋賀県知事を終えて、2015年度より天若湖アートプロジェクトの代表を務めることとなった嘉田由紀子さん。なぜ、いまアートなのか。歩み続ける嘉田さんの想いを聞いてみました。

障害と健常 〜福祉と社会の接点〜

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日本の全人口のうち約6%(=600万人)程度は何らかの障害を抱えていると言われています。出会えるようで、出会わない「障害」

その現場で働く人がみた“実際”とは。

 

職人探訪記

長谷川杼製作所 国定保存技術「杼制作」保持者

長谷川淳一さん 

 

西陣織などの手織物に欠かせない木製の「杼」
現在では西陣唯一の作り手となった長谷川さんと、
杼製作の現場をご紹介します。

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ABOUT US

 

 

 

 そもそも ON THE EDGE は、

 

 美術家 河村啓生が個人で自費出版したものでした。

 

 彼は一人で ON THE EDGE に関する全てを揃えました。

 

 もちろんコンテンツ制作に協力してくださった方々の存在があってこそ

 

 はじめて完成し得たものではありますが、

 

 インタビュー記事の執筆や、レイアウトデザインなどの全ての作業

 

 印刷・製本費をはじめとしたすべての費用を個人で賄ったのです。

 

 しかし、彼の本業は美術家。

 

 時間や費用などの面から個人で抱えるには負担が大きく、

 

 その後の発刊を継続できずにいました。

 

 

 

 そんなとき、私たち「なぎさカンパニー」のメンバーと河村は出会います。

 

 

 

 

 

 

 

 なぎさカンパニーは、新規ビジネスの立ち上げを目指して結成された少人数のチームです。

 

 なぎさカンパニーが定義するビジネスとは、

 

 単なるお金儲けを指すのではなく、

 

 本質的な価値とは何かを考え、真に人のお役に立てることを行い、

 

 その上でない限り、利益を頂戴しないことを意味します。

 

 

 

 そのような理念を掲げてスタートした私たちにとって

 

 河村の真摯な思いとプロジェクトは心打たれるものがありました。

 

 

 

 「生きること」や「生き方」は人類共通のテーマです。

 

 そのようなテーマと真摯に向き合うことは、

 

 それ自体に価値があるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 なぎさカンパニーには、資金・人脈・経験など

 

 会社組織おいておよそ財産と呼べるもの、そのほとんど全てがありません。

 

 私たちと活動を共にすることは、

 

 ゼロからスタートするのとほとんど変わらないでしょう。

 

 それでも河村は、私たちにポジティブな何かを感じてくれたのだと思います。

 

 

 そうしてまだ出会ってから間もないうち、

 

 なぎさカンパニーと河村は互いに協力し合い

 

 河村を編集長として、第2号発刊を目指すことになりました。 

 

 

 

 

 

 

 

 発刊まで漕ぎ着けるには克服すべき課題がたくさんあります。

 

 なにせ、資金・人脈・経験 すべてがゼロですから。

 

 

 ところで

 

 

 「ON THE EDGE」には、

 

 「尖ったところ」とか、「キワで」といった意味があります。

 

 

 尖ったような、骨太なメディアを目指す ON THE EDGE 

 

 おもしろいことに、その再出発は

 

 切り立った崖のような所からスタートしています。

 

 

 

 同時にこれは ON THE EDGE として選択した再出発のカタチでもあります。

 

 つまりこれもひとつの「生き方」ということなのでしょうね 笑

 

 

 

 

 

 

 

 ON THE EDGE はお金になりません。 

 

 しかし ON THE EDGE が見つめようとしているモノ、

 

 “生”を見つめるという行為そのものには

 

 普遍的な価値があると、私たちは信じています。 

 

 

 

 みなさまの人生に、この社会に、僅かながらでも貢献できると信じて、

 

 私たちは ON THE EDGE を発刊します。

 

 

 

 応援していただけると幸いです。

 

 

なぎさカンパニー  

代表  森田 寛章   

 

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